ボクシングの元WBC世界スーパーフェザー級王者三浦隆司選手(33)が7月28日、ツイッターで引退を発表しました。

三浦選手は7月15日に米カリフォルニア州で開催された同級タイトルマッチ12回戦で、メキシコのミゲル・ベルチェルト選手に0-3の判定で敗れ、王座奪還に失敗していました。

三浦選手は、アマチュア時代、国体優勝等活躍し、秋田県立金足農高卒業後にプロに転向。2003年7月にデビューし、19戦目の2009年7月に日本スーパーフェザー級王者を獲得しました。

2011年3月に世界初挑戦で、こちらも引退を発表した元WBA同級王者内山高志選手に挑みましたが、この時は8回TKO負けに終わりました。

その後に帝拳ジムに移籍し、2013年4月にメキシコのガマリエル・ディアス選手に9回TKO勝ちして同級王座獲得し、世界チャンピオンとなりました。

三浦選手は積極的に海外に進出し、なんと行っても2015年11月ボクシングの聖地ラスベガスでの試合は最高でした。この時はメキシコのフランシスコ・バルガス選手に敗れて5度目の防衛に失敗してしまったのですが、この試合がなんと米メディアから年間最高試合に選ばれ、本場のファンに強烈な印象を残しました。